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2006年2月20日 (月)

駅へ行くことを何て言う?

 「駅」を扱ったサイトは結構あるわけです。そのサイトを見ていますと、趣味的な目的で(つまり、純粋に用事で列車に乗ったり、人を迎えに行ったりではなく)駅へ行くことを、いろいろないい方で表現しているようです。

 下車…「全駅下車」を志している人がよく使う表現で、「乗りつぶし」→「降りつぶし」に通づるものがあります。

 訪問…この表現、よく見かけます。

 ここで、当サイトではどう呼んでいるか、ということを書く前に、とりあえず「下車」というのは、当サイトの場合、全駅下車を志していませんし、車で行くこともあるため、この呼び方はしていないことはお分かり頂けると思います。

 で、よく見かける「訪問」なんですが、「大辞林」では(というよりも、Yahoo!での「辞書」を利用したら。以下同じ。)「人をたずねること。他人の家などをおとずれること。」とありまして、あくまで「訪問」で他所へ行った目的は、ものを見ることではなく、人に会うことなんです。

 「家庭訪問」というと、先生が確かに家に行くことなんですが、生徒の親と会うとか、あるいは家にいる生徒と会うとか、どちらかというと「人」に重点があります。「訪問販売」も、家を見て入るかどうか(売れるかどうか)見極めるにしても、やっぱり「人」に会うことなんです。

 また、「訪問」というのはそこに住んでいる人・働いている人に会いに行くことで、たまたまそこに居合わせた人と話をしたからといっても「訪問」にはなりそうにもないです。

 となると、駅を訪れることを「訪問」というのは何かしっくり来ないんです。といっても、駅を擬人化して、駅と語らうように、しっかりと見てくる、何かを感じてくる、という意味が含まれているという意図があるなら、それは素晴らしい表現でもあるんです。「訪問」という表現を使っているサイトさんを批判するとかそういう意図は全くなく、本来の意味から転じさせると、そいういう深い意味になるんだなということを改めて感じた次第です。

 まあ、こういう趣味のサイトの世界って、「造語」が多いです。「区間全駅」という言葉も、うっすらとお気づきだと思いますが「区間快速」からヒントを得た造語ですし、「駅を訪問」の「訪問」は、本来の意味からはずれても、それはそれでよいと思います。

 それで、当サイトでは、お気づきのように「取材」という表現を使っています。これは「芸術作品や報道記事の題材・材料を、ある物事や事件などから取り集めること。」という意味だそうで、人に会いに行くという必要性は、この「取材」という言葉には必ずしも含まれていないようです。

 駅へ写真を撮りに行くとき、結局何をしているかというと、サイトを作るために、材料となる写真を撮っている、ということになるんで、(上の意味で「報道記事」ではないとすると「芸術作品」??)それだけを見ると「取材」以外の何ものでもなく、ここでは全く造語が現れてこないのです。

 当然、駅にいると写真を撮っているだけではなく、その駅の雰囲気を感じたり、この後の行動を考えたり、時間30分どころか1時間もあるときは、時として本を読んだりと、「取材」だけでもないのです。

 と言っても、あくまでサイトで表現されているのは「取材」の結果だけです。ということで、今のところ「取材」という表現を使っているんですが、これも何となくしっくり来ていないのも事実です。何かいい表現、ないでしょうかね。

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