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2006年9月20日 (水)

経費科目について考えてみましょう…雑費

 ちょっと前に書いたとおり「平日臨時更新」=水曜日限定、ということをやめました。それで、準備が整っていないため、今日は更新は行いません。一応、手元では2駅(2電停)できていますので、明日を目途に、できているところまでで更新を行います。

 さて、週1回のこの話題。タイトルが多少、安定していないと思っているんですが、気にせずに、今日は「雑費」です。

 この「ざっぴ」ですが、つまり「その他」なんです。「上に該当しないもの」です。ほんとは「わざわざ科目を作るほどでもないもの」を入れます。聞くところによると、金額基準で小さいものを放り込むところもあるらしいのですが、中小企業ではあまり金額によってこの科目、とはしていないような気もします。

 まあ、「その他」なんで、何でも入るようなんです。心がけ次第で、この科目を極力使わないことにすれば、臨時的に出てきたもの以外はほとんど使わずに済みますし、下手すりゃこの科目の金額がいちばん大きくなったりもするわけです。

 で、感覚的に何が入っているかとなると、「(支払)手数料」「管理諸費」という科目がない場合は銀行の振込手数料・小切手帳のお金・各種手数料・ごみ処理代・会計事務所に払うお金などなどが入ります。

 実はこの「(支払)手数料」や「管理諸費」等という科目がなかったら、この「雑費」というものがすごく活躍するんです。まあ、「銀行手数料」やら「報酬手数料」なんて科目を作る場合もあります。要するに「上に該当しない」と来れば、その「上」というものにどれだけ科目を設定してあるかが、この科目の活躍度合いを決めるような気がします。

 で、家族だけの従業員のいない、小さな個人商店の場合、会計事務所に払うお金をここに入れてしまい、あとは消毒代とかそんなものを入れると、下手すりゃ最大の金額をもつ経費科目となってしまうんです。目立たないようにこの科目にしたつもりが、非常に目立ってしまうという・・・。

 他に該当しない「形あるもの」を買った場合は、以前書いたとおり「備品消耗品費」に放り込んでしまうことが多くなりますので、結局、残るのは「形のないもの」、つまり、役務の提供(サービスを)を受けた場合になります。そのうち「通信費」とか「発送配達費」「保険料」「地代家賃」など、一般的に科目として使われるのものを除いた役務の提供(サービス)の対価が、行き所を失います。そこで受け皿として「手数料」「管理諸費」なんかがないと、結局「雑費」に行き着きます。

 ちなみにかつての社会法人(経理規定準則)ですと「役務費」なんて科目がありまして、ここにいろいろ入りました(通信費になるものも含む)。また、今の社会福祉法人(経理基準)ですと、「手数料」「業務委託費」という科目がありまして、技術的に自分でできることを他にやってもらった場合が「業務委託費」、自分ではできないことを他にやってもらった場合は「手数料」という使い分けがあります。(ただし、逆に社会福祉法人(経理基準)の場合は「接待交際費」という科目がなく、香典などが「雑費」に入りますが・・・)

 ということで、ほんとは、「形ないもの」を放り込む「手数料」「役務費」的な科目があれば、この科目はあまり膨らまないんです。膨らむと、実際は管理した方がいいものも「その他」になってしまいます。でも、外部用には「雑費」としていても、内部管理用で細かく「銀行振込料(支払時)…当方持ち」「銀行振込料(入金時)…売上値引にしない場合」「会計顧問料」「社会保険労務士顧問料」「行政手数料」という感じで分けて管理できていれば、それでもいいのかなと思います。

 そうやって「形ないもの諸々」を抜くと、この科目って、管理の必要のない、たまたま出てきた経費(引っ越し代とか。これも「手数料」に入る?)だけになるのかも知れません。そうなると逆に目立つかも・・・。

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