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2007年6月23日 (土)

全体の奉仕者

 先週に引き続き、今週も土曜日が休み。2週出勤が続き、2週休み。てか、先週のは先々週の分と入れ替えてもらっていたんですけどね。そんなわけで、先週とはうって変わって、今週はまーったく人と会う予定もなく、そういえば2日間のんびりできるがもいつ以来やろう、と思っとるんですが、「別件」やら部屋の掃除、あとなんや、服を買ったりとか(まともなTシャツの数がピンチ)、そして、第500版にする更新とか、一人でやりたいこと目白押しの土日の最初の仕事をやっているミツヒロです。おはようございます。

 なお、今日はちょっと朝、ゆっくり起きましたんで(でも8時半起き)、ブログのアップは遅れております。

 また、ほんとは第500版にする更新を今日やりたいなと思っているんですが、その場合は今日のブログ、2件になります。ただし、日曜日の朝になる可能性が大きいので、やっぱり多分、今日のブログは1件なんですね。今日、絶対に更新するつもりなら、朝からブログ書きませんし・・・(笑)。

 そういうことで、今日は時間制限もないんで、ちょっと重たい話でも書きますかね・・・。結構前から書きたかったんですが、いつの間にか流れてしまっていたものです。でもこの前ある人としゃべっていてこの話題になったんですが、まあ、自分の考えを改めて言う空気でもなかったし、言うにしても舌足らずでしゃべってかえって誤解を招いたら困るなと思って、あえて明確には自分の意見は言わなかったんですよね。てか、ちょっと頭の思考が停止しつつある時間やったし・・・(意外と早いんですよ)。

 そんなわけで、それからやっぱり改めて考えてみまして、でもうまくまとまらないんですけど、一旦文章化してみることでちょっと考えをまとめてみようかなと思いまして、書いてみます。

 というのは「役人」と言われる公務員の話なんですけど。

 このブログでは一度たりとも公務員の悪口なんて書いたことありません(てか、書く機会もないし)。結構、友人の中で公務員っていう人が多くてですね。前の職場とかで知り合った人を完全に除いてしまうと(だってこれ分母に入れると理論的におかしいもん)、かなりの割合の人が公務員です。

 そういうことがあって、というわけではないんですが、いろいろ思うこともあり、世間が批判するような「公務員に対する悪いイメージ」って、全く持ち合わせていません。もちろん、個別具体的にはないわけでもないんですが(てか、個別には結構強烈なもんがあるんですけど)、これはあくまで個別のレベル。ということで、これから書くのは「公務員に対する悪口」とは正反対のことになりますよ。これが結論です。あとはくどくど書くんで、興味のある方だけどうぞ、ということになります。

 確かにですね。民間って、ある程度利益を上げないと潰れてしまうんです。といっても、やっぱり世間は赤字=潰れる、というイメージみたいですが、決してそうでもなく、特に中小企業なんかは赤字が続いてもやっとる会社もあるし、まあ、教科書がいう、借入の返済と減価償却、実効税率から考えて、これだけの利益がないと云々、というわけでもなく、ほんとに小さい会社(家族と従業員が数名の法人ね)は、役員報酬を多めにとってあえて赤字にして、困ったら役員が会社にお金を貸し付けて、てなこともあります。そういう、小さな会社にはそれなりの仕組みもあるんやけど、基本的には利益がないと借入も返済できずに、どっかでおかしくなります。

 利益が出とるんは悪や、ということもちょっと聞こえますが、介護事業であれ何であれ、会社を維持し、安定して事業を続けるには利益を度外視してはダメなわけで、役員の私腹を肥やすという意味とは別の意味で、利益は必要。そうしないと、従業員も働き続けることができるかどうか分からんくなるし。会社VS個人という話で、企業を優遇して、個人の生活が貧しくなるんで、企業を冷遇すべき、という話も聞きますが、企業が潰れたらそこに働いている個人とその家族、関係のある会社に勤めている個人とその家族・・・、もうね、どれだけの個人が路頭に迷うか・・・。だから、企業は利益を出さんとダメなんです。もちろん、もう時代に付いてけない業種はそれなりの分野へシフトして、ということは要るんですが。

 てことで、個人の生活を守るためにも、企業は必要ですし、下手なつぶし方をしてはいかんのです。個人が生活していくよりも、会社を維持するって、ほんと大変なことなんですから。

 ってことを書きたいわけやないんです。えっと何でしたっけ?公務員の話やね・・・。あっ、そうやった。ということで、民間の場合はそういうことで、どこかで「潰れる危機」というもんを持っとるんや、ということを書きたかったんです。あっ、趣旨に合っとったね。よかった・・・。でも話が飛びすぎたね。

 と書くと、公務員は危機意識がないからうんたらかんたら、という結論ができてしまうんですが、そっちへは持っていきません。てか、やるなら大企業(公も含む)VS中小企業って話でこれを使いたいんですけど、それは今回の話ではないです。

 えっとですね。ちょっと話は変わるんですが、私は会社の中では「経理」と、あと幾ばくかの「総務」ということで、前の会社と似たような仕事をしつつ、実は会社の中での役割って正反対になっていまして、要は全く収益を生み出さない立場なんです。

 これね、結構当初悩みまして、実は今も何となく頭の片隅には常にあることなんですけど、何となく負い目というか、こんなんでいいんやろうかということがずーっと頭の中の、決して少なくない割合を占めとるわけです。

 確かに頭の中では分かっとるんですよ。会社の中での役割分担。ましてうちの場合は、営業の人はやっぱり旅行業が好きで、という人がほとんどやし、手配の人はやっぱり別の意味で旅行業が好きで、ワシはワシで経理が好きやし。結構、みんなそれぞれ、自分の好きな仕事をして、会社がうまくまわっとるという感じやし、ある意味理想的な会社なんですよね。これね、多分、世の中の多くの中小企業で一人で経理をやっとるとなると、もっと肩身が狭いはずなんです。経理として生きて行くには恵まれたところやと思います。

 大企業やと、総合職なんかは社内でいろんな職を転々として、ということと、間接部門にも多く人がいて、こういう悩みってない代わりに、それぞれが好きな職を楽しんでやっとる、ということから考えるとどうなんやろ、ということもありますけど、ありゃ、また外れてきた。

 そしてちょっと戻すわけなんですが、前の会社って、本業の、つまり他所の会社の経理を見てくる、ということの他に、割と内部の総務・庶務的なこと(総務の人もいますけど)って細かく割り振られていまして、その他に割と隙間的なことを、私はやっていたりしたんです。でもね、本業が忙しいと、絶対に中の総務的なことっておろそかになるんです。

 外に出ていく、営業的なもん、つまり「攻め」の仕事と、内部の総務的な「守り」の仕事って、一人の中で両立させるって、ほんと難しいんですよね。今でも内部の仕事である「経理」に集中すると、その他の「総務」的なことっておろそかになりますもん。多分ね、この、外と中の仕事両方をうまくやっていける人が「社長」という仕事ができる人なんやと思います。どっちかやと、結局は業務拡大しつつ、どっかがおかしくて倒産とかね、そうなるんやと思うんです。

 そういうことでね、規模が大きくなればなるほど、この、総務的なものの比重が上がりまして、そして、専門化してくると。

 ということは、市町村・都道府県・国という単位で見たら、その会社でいう総務的なもんを引き受けていただいているのが公務員ということになるわけで、民間が、自分を維持するために利益を追求していることとは別に、それと違う次元で、社会がまわるように仕事をしていただく方々が絶対に必要なわけで、そういう方々が公務員なんでしょうね。だから「利益」とか「潰れる危機」とは別の次元で仕事をして当然なんです。(全体の舵取りになるとまた別ですよ。→夕張市の例)

 会社の中では、営業の人が稼いできた収益を、営業の人の給与や、会社の諸々の経費、そして、収益を生んでいない部門の人の給与に回して、残りが利益、となる仕組みがあるんですけど、それで、収益を生んでいない人の給与は「労働の対価やから当然や」と見るか「営業の人がちゃんと収益を持ってきてくれたおかげで給与が当たるんや」と見るか、というところでちょっといろいろあるんでしょうけど(多分ねワシ、後者やと思うし悩むんやね)。

 これに対して、会計単位が別になってしまっとる関係で、個人や法人の民間から、税金という形で、社会の「総務」に対して、その「共通費用」を負担せざるを得ないというのが世の中の仕組みなんですね。

 そういうことで、誰かが社会の総務的なことをやってくれとるし、ちゃんと生活できとるんやということを考えたら、税金って悪でも何でもないんです。営業職の人が、自分の稼いできた粗利益全額が給与にならんのと似てますよね。はい。

 あー、長くなってきた。でもまあ、ほぼ言いたいことの核心を突いたような気がするし、あとは補足でも。

 そんなわけで、中小企業の経理とか総務って、ワシの場合はそうなんやけど、客観的に見て絶対に必要な、大事なことをやっとるんやけど、会社全体が見えてしまうんで、何となく肩身が狭い、って部分があるんですよね。これが、大企業の経理・総務になり、社会全体(公務員)になると、そういう小さな世界と違って、今働いとることが一つの世界になり、当たり前になり・・・。

 でもね、これって仕方ないんです。いつも一緒におる数名・十数名の世界って大事やと思うし、その中でうまくやっていけんと仕事ってできんはずやし。ただね、その中で勘違いしてしまう組織・人と、そうでない組織・人があるがは確かやなと。

 税務署って、やっとることとかは別として、ほんと頑張っとると思うんです。なんか、一般人としていくと気持ちが悪いぐらい愛想いいし、受付には割と上の方の人が交替でいたりして、方向性は別として、ほんと努力しとるなということが分かるんですよね。税務調査も、やり方とか、考え方は別として、おなじ「仕事をする人」という意味では、あの努力・執念って見習いたい部分でもあります。

 あと、公務員さん個人レベルでも結構頑張っとる人がおると思うし、そうでないと社会って成り立っていかんと思うんですよね。

 それでね、こういう総務的なことって、営業と違って優秀かどうかの尺度が難しいんですよね。営業の場合はちゃんと数字が出るんで分かっても。営業職といえども、この数字を何に求めるかによって、難しさが出るんですが(会計事務所なんかその最たる例です。)、となると公務員個人レベルで優秀かどうか、何を基準に置くか、どうやって判断するんでしょうねという話。

 これね、「公務員の身分保障」ということから考えてみたんやけど、与えられた仕事を正確・確実にこなすという力と、問題点を発見して改善するという力と、独創的に企画をやっていく力って、全部持ち合わせとる人もいると思うんですけど(持ち合わせていたら、「社長」になれます)、これね、それぞれの力をどう判断して、うまくそれを生かすか、あるいは別の力があって、それを生かすと世の中よくなるんに、判断基準が間違えとって「優秀でない」とされて、やめさせれるのと・・・。だからね、「公務員は首切られんし、甘えとるんや」ということに対する反論なんですけど、「じゃー誰の首を切るん?落ちこぼれとる人ってどんな人?」ということになるんですね。

 民間の営業の人なら簡単に判断できるけど、民間でも総務とか、あと公務員なんかは難しいと思うけど・・・。ちゃんとその人を生かせる判断ってできるんやろうかと。別のことをさせたら、実はすごい能力を発揮できるかもしれんし、「公」やし、中小企業と違って担当の選択肢は多いと思うし、この能力をうまく使うと、世の中の役に立つということに直結するかもしれんのにな・・・。と思うわけで、実は「反論」にはならなかったんですが、要は安易に「首切られんから云々」と言うのもどうなんやろという話ですわ。

 そんなことで長時間かけとる割に、実はものすごいぐたぐたな文章になってしまって、まあ、今の段階で考えとることを何となく文章化しただけで、「コラム的文章」でありながら、明確な主張ってないんですけど、要は「公務員一般には悪いイメージ持ってませんよ」ということを書きたかっただけ。悪いイメージを持つと、会社の中での自分の役割すら否定してしまうことになりますから。

 多分ね、ワシは「税理士(等)になりたい」ということを、高1の時に考えたりせずに、何となく高校→大学と進んでいたら、多分、公務員試験ぐらい受けていたと思うんです。たまたま、資格は取れなくても、何となく進んでいって、楽しく仕事できるなという方向が見つかって、そんな仕事をして、実際に楽しく仕事できとるんで、公務員になりたいと思わずに、また、なればよかったとも思っていないんです。でも、考え方によっては利益を度外視した「世の中」に直結する仕事ができるんで、面白い仕事やと思いますよ。

 公務員って実際は、新卒とかなら広く開かれた世界やと思うし(小規模自治体を除く)、「恵まれとる」と僻む前に、そう思うなら公務員試験を受けてみればよかっただけの話やと思うし、「公務員一般」として批判するのもどうなんやろということです。特定の組織という話になると、もうね、この文章、すごい量になるんで、やめときます。あくまで一般として今回は書いておきました。

 もちろん、個人的に嫌な思いをしてきた相手(公務員)も過去にはいますけど、これはどこの世界でもそうなんかなということで。

 それにしても長かった。てか、最後まで読んだ方っておるん?。けど、ここまで書いてもやっぱり舌足らずやった。文章化してみても何言いたいか分からんもんね。やっぱりあの時、しゃべらんでよかった。これを機会に改めてちょっと考えてみるということで。はい。

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