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2007年7月 7日 (土)

おめでとうございます~

 会社に封筒が届きまして・・・、って別にこれって珍しい話でもないんですけど、中に請求書が・・・。っていう封筒がワシの机の上に置かれるんも普通の話なんやけど。

 で、開けてみると、請求額8円。もうね。なんか、蚊が止まっとるんかと思いましたよ。多分ね、請求書がカラーでミシン目もあり、郵便振替の用紙もくっついとるんで、その段階で8円をオーバーしてますよね。それにちょっと広告の紙も入り、窓開き封筒に入れ、そのへんでもう、3倍ぐらい使ってますよね(人件費やその他間接費用は別)。そして郵送し・・・。で、受取人負担の郵便振り替えなんで、どうなるんでしょうね・・・。まあ、8円持って郵便局へ、そしてATMで振り込んできますよ。

 そんなわけで、税務の世界にある「少額不追求」という言葉が頭をよぎった川口です。おはようございます。今週の土曜日は休みなんで、ちょっといつもより遅めに書いています。

 昨日、賞与の振込用紙(って書いてピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、賞与が口座に振り込まれるってことは誰かがその手続をするんですよね)を持って、某信用金庫(って、昨日書いたか)に行きまして、まあ、それを窓口に出して、手続きしてもらって、っていう感じなんです。

 で、終わって「川口さんー」って呼ばれまして、あっ、この方、会社の用事で行っても、呼ぶときは個人名なんですよね、で、行くと、満面の笑みで「おめでとうございます」って。

 で、「来週ですよねー。お定期、お待ちしております~。」と。そっか、ワシの賞与の手取額、リアルにばれてもーた。実際、賞与が口座に入るんは、昨日という日でなく、もうちょっと後になるんですけど(というか、その日をちゃんと指定する)、あー、その日ぐらいにまたここの窓口行かないかん。個人のはんこ持って行っとくか・・・。まあ、キャンペーンでもらう景品はもう決めとるし(笑)。

 ほんと、この会社におる限りは、メインバンクは変えれんかも。ここが個人のメインバンクになったっていうがも、結構いろんな偶然が重なってのことなんやけどね。ほんと「偶然」って大事にしたいと思います。

 ほんとは5月ぐらい、決算が終わった頃に書こうかなと思っとったことなんですけど、前職では「人の会社」の決算とかを組んでいて、1年間見てきたこともあり、それなりの情は湧くんですが、一月に何件もやることもあったり、又翌月になったら次の決算もあるし・・・、ってことで、一つ一つの決算って、流れ作業になってしまうんですよね。どっちかというと、税務上問題が出てくるかとかそんなことに重点があったり。他人のことなんでしょうがないんです。

 でもね、今って一つだけの決算、年に1件だけ、1年間やってきたことが決算書になる、ってことで、当然のことながら「情」って違うんですよね。

 しかも、ここから自分の給与も出ていて、それも反映されとるってこと。収益に貢献することは、ほとんどないんやけど、そこから自分の給与が出て、ってほんと尊いことだと思うんですよね。

 と書くと、うちの会社が危ないように見えるんですがそうでもなく。まあ、会計事務所担当者が転職を決意するぐらいの会社なんで、危険やったら行かんやろ(笑)。それ前提で。

 で、ほんと、働いとるから給与もらうが当然やー、って思うと全く考えって変わると思うんです。事実、前の会社ではそう思っとったしね。人の会社の決算書は見とったけど、自分の会社の決算って知らんかったし、どっちかというと自分の会社より、情の湧いたお客さんの方が大事やーって考えやったし、給与はお客さんからもらっとるもんやという考えもあったし(それはそれで大事な考えなんですけど)、毎月給与が出ることが尊いなんて、あんまり思わんかったんですよね。

 うちの会社の場合は割と、個人の権利を主張して・・、ていう人おらんし、給与が出てくる尊さを知って、会社に利益になるようにどうすればいいかって(悪い意味でなくてね、前にも書いたんですが会社を維持するために利益ってないといかんもんやし。つまりコスト意識とか計数感覚ってやつね)考える人らばかりやし、そういう意味でもいい会社なんです。

 会社と従業員が対立して、お互いの権利を主張し・・・、ってがもいいんやけど、会社が維持されて、給与が出て、賞与も出る、ってほんとはすごい尊いことなんですけどね・・・。当たり前のことでなく、前にも書いたんですが、会社が維持されていくって、個人が生きていくよりも大変なことだと思いますし、給与が出るんが当たり前、っていうわけでもないんですよね(不払いとか遅配となると別問題。あくまで給与が出ること自体、という意味)。

 前の会社のお客さん(今いる会社じゃないです)に「今回賞与出せんし、ちょっと数字的なこと従業員に説明したいし、来て説明して」って言われたことがあって行ってきたんですけど、「別に、数字が悪くて出ないならそれで仕方ない、下手に出されて潰れてもらっても困るし」、って反応やったんです。(問題は別のところにあったんやけど、これは省略)

 多かれ少なかれ、中小企業に勤めとる人って、そういう、「給与が出て当たり前とは必ずしも思わない」って部分は持っとると思うんですよね。ただこれも、従業員が会社に対して不満ばっかりやとそうとも言えないんですが。

 ていうことで、中小企業って、経営者の顔が、従業員の身近なところにあるだけあって、お互いどう思っとるか、つまり「情」によって決まる部分って多いんやなと思った次第で。そういうことで、中小企業の「労使関係」とか、「生産性」って、教科書どおりに行かん部分は多いんかも知れません。

 意外とね、中小企業って、会社対従業員、対立やー、個人の権利を云々、ってわけでなく、会社あっての自分の生活、って思う部分も多いと思います。ただこれ、結構「情」に左右されるんですけど(笑)。でも最近は大企業でもそういう動きになってきたかも。

 ということで、賞与が出て「おめでとうございます」なんですが、それが出る意味を考えるとほんと、別の意味で「おめでとうございます」、なのでした。(あっ、賞与が出ない可能性があるとかという意味でないですよ。そう取った方はこの文章の趣旨を・・・)

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