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2007年11月20日 (火)

被害妄想

 はい。というわけで、今日も朝、日記を書きませんでした。ということで、季節的にももう、朝早く起きて書くって無理かな・・・。ということで、おそらく今週いっぱいは夜ここに書く、という流れにしたいと思います。今週末、ちょっと出かけるんで、それで生活が矯正されたら、またしばらく戻るかも知れませんが。

 それにしても今日、ほんと頭が混乱したというか忙しいというか、というか前にも書いたとおり「忙しい」っていう言葉は使いたくないんですけど、ほんと頭がフリーズ寸前に何回もなりまして。

 こういう時って、ほんと、机の上のごちゃごちゃを一つずつ片付けていくしか、混乱に対処する方法ってないんやろうな、って思うんやね。急に「飛び道具」が出てきて、わーっと片付くはずもないし、地道に対処するしかないんやろうな・・・。というか、帰った今現在も、ワシの机の上、ごちゃごちゃなんやけど。

 そんなわけでこんばんは・・・。

 さて、昨日最後に書いた「書きたいこと2つほどある」ということとは別のことなんですけど、ちょっとしたきっかけがあって、今日1日、仕事が忙しいくせに、事あるごとに深く考えていたことを書きます。なんのことかといいますと「裁判員制度」でして、詳しいことは書きませんけど、とにかく裁判員として選ばれたら(細かいことは省略して)数日間、拘束される・・・、っていうところで頭の中がひっかかってしまっとるんです。

 本当はね、制度の趣旨からいうて、国民が裁判に参加する意義とか、そっちの方を広く考えていかないかんって思うんやけど、そっちの方には全く意識が行かんというか、ともかく「数日間拘束される」っていうことが頭の中をめぐって、それ以上考えられんくなっとるんですよね。

 あっ、それと、ワシの友人・知人関係で、古くからお付き合いのある人やら、お世話になっている方やら、3人ほど、裁判所に勤めとる人がおるんですけど、一切その方々に対して、あるいは公務員の方々一般に対して、全く文句を言うとか、そんな意図は一切ありません。別にだれも攻撃するものではないっていうことだけ先に書いておきます。

 でね。前からここに書いていますけど、ワシの頭の中にしめる仕事の割合って結構高いんですよね。「趣味と仕事に対しては、死ぬときに後悔したくない」って思っていまして(ただし、今後の状況により変更あり。あくまで今現在。)仕事って、生きていく上で本当に大事なもんやと思っています。ただし、今の会社に対して忠誠を尽くすとかっていう意味でなく、就職する前→前職→今の職→今後、という長い期間を考えた「仕事」という意味です。

 今の仕事も「一つの会社の経理」として割り切ってしまえばそれだけのもんやし、無難に過ごしていこうと思えば、会社がある程度の規模で(現状以上で)存続する限りは、食うには困らんかな、っていう割り切り方もできるんですよね。(って書いてしまっていいんかな・・・)

 でもね、絶対そうは思っとらんし、というかそんな考えやと失礼やとは思うんやけどね。ただ、そんな考えやったら絶対に今の仕事ってつまらんと思うし、「こなすだけ」になるはずやし。でも、経理っていうこと相当好きか、「やらなければならないことはやらなければならい」っていう強い意志ないと、この仕事は難しいかも。

 それとね、もともと税理士になりたいと思っとって、ほんで会計事務所勤めて、今はたまたま一般企業におるけど、またもとの業界には戻りたいし、で、会計事務所にずっとおったら経験できんかった貴重なことを経験しとるし、まだまだやりたいことはいっぱいあると。だから、本当はいいんかどうか知らんけど、ずっと今の会社におるつもりないし(って書いていいんかな・・・。でも今までも書いとるし、そういう行動しとるし。)将来のために、今やりたいことあって、多分、そういう意識でやっとると、会社にとってもプラスになる部分って多いはずやし。中小企業の経理っていう立場だけでは、普通はなかなかやらんこともやっとるつもりです。

 でね、話は飛んだような感じやけど、実は飛んでなくて、やりたいことはいっぱいあるけど、やらないかんことも多いと。で、まだやりたいことでやりきれとらんことがいっぱいあるんですよね。これをやらずに辞めれるか、このままもとの業界戻っても後悔するわー、ってもんも持っとるし。ただ、そのために休日出勤したり、一人で遅くまで残るがも違うと思うし、休日や夜は他にもやりたい事あるし、勤務時間+α(みんなが残っとるぐらいの時間)で、やらないかんこと+やりたいことをこなしていかなダメやと思っていますし、なるべく業務内容を見直して、無駄なことは省いていこうと思っとるんです。

 そういうことで、話はちょっと戻って、裁判員制度ってことで、もし当たったら、3日とか拘束されると。そうなると上に書いたような考えで仕事しとるもんにとってはどうなるん?、ってことなんですよね。決して時間が余っとるわけでないし、もっともっと欲しいんですよね。それなのに、仕事と関係ないところで、3日間(って断言しまして)取られると・・・。

 まだまだ話はありまして、ワシと同じ業務内容の人って他におらんわけですよね。例えば振込って、業種柄ほぼ毎日あるんですけど、業務時間的には短いけど、普段は他の人は絶対やらんこと。あとね、月末の数日は、絶対に他の人には回せれんけど、他にやる人がおらんけど、あとには回せんことをやるし、月初めは前にも書いたとおり、1日でも、数時間でも早く試算表を出すてことにエネルギー使うし。

 あとね、同じ仕事を何人かで交替してやるっていう前提の仕事なら、どうにかやりくりはできるんかなと思うんですが(ただし、会社にもよる。特に中小企業なんて余剰な人を置いとらんこと多いし、それすらできるかどうか)、休んでも人に迷惑がかからん代わりに仕事が減っていかん、っていう仕事しとると、例えば3日間拘束されて、それに付随する残業とかで仮に30時間奪われたとして、その30時間は、単に奪われただけやし、他の日で残業するとか、っていうことになるんですよね。これ、「担当」というものがきっちりしとるところになるとそうなってくると思います。

 これが、余裕ある状況ならいいけど、余裕ない、いや、既に時間がない、ていう状態でやられると、もう、大変なことになるなと。

 でも、裁判所のサイト見とると、「一般論としていえば,「仕事が忙しい」というだけでは辞退はできません」と書かれていまして、基本的には「とても重要な仕事があり,あなた自身が処理しなければ,著しい損害が生じると裁判所が認めた場合のみ,辞退が認められます。」ということで、その時にやらなければ「著しい損害がある」という場合しか辞退できない、という方針らしいです。

 確かに分かるんです。「忙しいから」という理由で辞退を認めていると、みんな忙しいし、「暇ならおいで」っていう制度やと、制度自体が成り立たんし。

 でもね、めいっぱい仕事しとるがに、30時間を他の日に振り分けないかんやろ。誰も助けてくれんよ・・・。

 ほんと、上に書いたような気持ちで仕事しとって、ある意味、気持ちはずっと張り詰めた状態なんですよね。そんなときに「一般論としていえば,「仕事が忙しい」というだけでは辞退はできません」という文章を見た瞬間、なんか、心の中の何かに触れたというか、自分の気持ちを踏みにじられたというか、「あんたのやっとることなんか、社会から見たらなんの意味もないわー」て言われとるような、そんな気になったんです。

 もちろん、それを決めた人にはそんな気持ちがないのは分かっていますし、単なる被害妄想やっていうことは十分分かっています。そう思うワシが悪いんです。

 でもね・・・、っていうてまた別の話しますけど、うちの父親って、いわゆる漁師、まあ、船舶職員です。で、それが世の中から見たら特殊やと思うんですけど、生まれてから就職するまで22年間は、主にその仕事からの収入で飯を食ってきました。また、生まれ育った町も漁師町やし、友達のお父さんとか、漁師の人結構おったし、別に特殊な職業やとは思っていません。

 でね、その仕事って、当然、漁に出たら、1日かも知れんし、遠洋漁業なら数ヶ月やし、自由に戻って来れんのですよね。当然、授業参観とか運動会とか、学校行事とかPTAの集まりとか、父親が来たことってないし、他所のうちもそうやったし、当然、ワシが生まれるときも妹が生まれるときも父親は仕事やったし、ってことで、仕事は何事にも(当然、急病とか葬式とか、危篤は別ですよ)優先する、っていう、自分のうちもそうやったし、まわりのうちもそうやった考えが未だに頭の中にあるんです。

 もちろん、普通に勤めとる感覚とは違うんは分かるけど、自分の意思とは別に、死が絡むとか、そんなこと以外で「仕事を休まされる」っていう感覚って理解できん部分が、頭のどっかにあるんですよね。

 育児休暇なんかを男性が取るっていうことも(状況が許すなら)賛成やし、当然、「何事よりも仕事が優先する」ていう考えが中心にあるわけではありません。ただ、小さいときからの経験上、仕事を休まされるって、簡単なことじゃない、って頭のどこかで思っとるんですよね。

 そんなことで話を戻して、いろんな事情がある中で、働いとる人を呼び出すって、そんな簡単な問題ではないやろー、って思うんですよね。自営業者が店を閉めなければならないのは辞退理由として認められるとか、多分、遠洋漁業の場合は無理やと思いますし、「辞退理由」やと思うんです。

 でも、物理的には行けるけど、「忙しい」と、でも「忙しい」ことよりも「国の用事」が大事やし、「忙しいことなんか理由にならん」って言われると、なんか、今までの張り詰めていた思いがけなされた気分になってしまうんです。でもこれ被害妄想・・・。

 多分、そう思ってしまうがも、同じ事を専門にしとる人が他におらん、ってことで、「どうせ、いま悩んどること、誰にも分かってもらえんのやろうな」って、時々考えてしまう部分も影響しとると思うんです。ええ、寂しいんです。今の会社には不満はないけど、ほんといい会社やと思うけど、前の会社みたいに昼ご飯、定食屋でひたすら会社の悪口を言うとったときがある意味懐かしいな・・・。でも戻りたくないよ、っていうわけ分からん葛藤も影響しとるはずで。

 だから、ほんと、「忙しいは理由にならない」っていう、サイト上のひと言だけで、これだけいろいろと考えてしまったんですよね。今、大事にしとることの一つ、「仕事」っていうもんについて、ワシが今置かれとる状況。これを改めて見直してみるいいきっかけになったひと言でした。でも結論は出とらんのですけどね。

 そんなわけで、裁判員制度について悪口やら批判を書くつもりもないんですけど、でも、拘束されることに抵抗がある、なんで?、って言うたら、大事にしている「仕事」に対する、昔から、あるいは将来に対するいろんな思いが交錯しとって、これまたよく分からん、っていうことなんです。だから、一般人が裁判に参加することの意義、なんていうところには未だに行き着いていないのでした。

 ということで、長文ですいませんでした。でもこんな文章も久しぶりやね。

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