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2008年12月 4日 (木)

高知方面:総括

 そんなことで、長らくつづきましたこの旅行記なんですけど、やっと今日をもって抜け出せそう、っていうことで、今日は総括というか、全体を通して何か書きます。

 出発前にも書きましたが、今回は基本的に昨年同時期に高知方面へ行ったときと「補完関係」にあるんです。「区間全駅」ということをやっているならではの話なんですけど、前回撮らなかった電停を今回撮る、逆にいうと基本的に前回撮った電停は撮らない・降りない(駅名標が新設されているのを見つけた電停と乗換のためその他を除く)ということになります。

 土佐電鉄についてもそうですし、去年、「ちょっと坪尻駅を見てこよう」と思って降りたのがきっかけとなった「土讃線 多度津-阿波池田間」についてもそうなんですが、昨年の分と合わせてきれいに揃う、という形なんです。

 昨年、初めて土佐電鉄に乗りまして、道が狭くなるところ、あるいは少し郊外なのに電車が走っていっている、という独特な風景を目の当たりにしまして、ものすごい感動したんですが、今年はそれがないんです。基本的に「あー、去年も通ったよね」という風景。さらに、以前も書きましたが、基本的に電停って、鉄道線の駅と違って、乗っているときに見る風景と、降りてから見る風景って変わらないんです。もちろん、降りてから発見するものもあって、一概に「降りても一緒やよ」というわけでもないんですが、鉄道線の駅ほど「降りて感動」というものがないように思われます。

 そういう意味で、今回の土佐電鉄、去年とはちがって「初めて見る感動」っていうものが抜けたものだったんです。それが面白くないか、と言われると、これがまた結構面白いというか、やっぱり「全電停」にこだわっているといくつも抜けている状態って気になるんですよね。それが埋められたという満足感はあるんです。

 それだけか、というとそうでもなく、ここからは人によって「そんなん面白くも何ともない」と思われるかも知れませんが、去年電車から見るだけだったものを一つ一つ降りていく(正確にいうと電停間を歩くこともあるため「一つ一つ降りる」ではないんですが)というのは、言葉では表しにくいんですけど、それはそれで面白いものでした。

 例えば、お笑いにしろ本にしろ、一度見た・読んだものをもう1回見る・読むって、最初のドキドキ感・感動はないんですけど、別の面白さが出てくることがあります。それに似たものです。あと、今回降りなかった電停は昨年降りている、ということはサイトでページを作っているんで、頭の中での記憶の定着度合いが「単に訪れただけ」というものとやっぱり違うんです。

 そういうことで、昨年の記憶と、サイト作りで強化された記憶が重なって、今回、1年後の補完というのが面白かったということです。

 それとは対照的に、金蔵寺~讃岐財田の各駅。琴平駅だけは「訪問3回目」にしてようやく「取材」ができたんですが、それ以外は初訪問・初取材の駅。こっちは「駅」なんで、列車から通り過ぎるだけというのと降りてからの印象ってやっぱり違うんです。電停とは対照的に「初めて見る感動」があったのでした。

 その中で讃岐財田駅は昨年、列車から見てなかなかいい雰囲気だなと思っていまして、今年、偶然同じ季節・同じ天気の時に行くことができて、その時感じた雰囲気+降りてみて初めて見えた雰囲気で、割と長い距離を歩いたゴール地点だったこともあるんですが、とてもいい駅だと思いました。

 そういうことで、出発~岡山の1泊目は昨年と変えてありますが、四国に入ってからのだいたいの動く時間帯、あるいは高知・岡山2泊目の宿泊地は昨年と同じにしてみたり、あえて「昨年との補完関係」を強くする形にしてみたのですが、そうだからこそ楽しめた部分も多かったかなと思うのが今回の旅。さらに昨年は窓から見ていただけのところに降りたときの印象が「降りてみての感動」があるかどうかが、「駅」と「電停」でやっぱり違うなというのが今回強く思ったことでした。

 ということでまとまったところで、特に何か思い出したり補足したりしたいことがなければ明日は久しぶりに普通の日記になります。っていうても特に変わったこともないんですが・・・。

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