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2009年10月22日 (木)

第四回飯田線:トピック的(7)

 今日で終わるつもりで書きはじめます。

●飯田線内~糸魚川
 天竜峡駅で乗り換えて、やっぱり見慣れた風景を見ながら飯田へ。そしてまた飯田駅で数分で乗換え、辰野方面へ。と言いつつ、実は「秘境区間」からなら、豊橋経由でもほぼ同じ時間に金沢に着くことができるんです。なんなら特急を使うなら、ものすごく早く帰れるわけで。だから今回「再遠到達地点」って、鶯巣駅のようで、実は最短距離ならむしろ金沢に近づいているということになっていたのでした。

 さて、この飯田から乗った列車の車掌さん、どこかで見たことが・・・。ちょっと動きに特徴のある方なんですよね。確か、今回、飯田線内に入って初めての列車(辰野~上片桐まで乗った列車)の車掌さんです。なんか、他の線区だと、車内アナウンスと、たまに車内を巡回するぐらいで、そんなに車掌さんの存在感って感じないのですが、こと飯田線に関して言うと、車掌さんはドアの開け閉めの業務をしない(運転手さんがやっているようです)かわりに、集札に専念するという役回りになります。

 つまり、列車が各駅に着くと(駅員さんがいらっしゃる、ごく少ない駅を除く)、車掌さんはダッシュして一人残らずきっぷを集めるか、提示するタイプのきっぷだと確認をします。そして、それが終わるとドアを締める合図を運転手さんに送り、ダッシュして列車に乗り込みます。

 というか、列車を降りると、車掌さんが走ってこっちに来るんで、こっちもそれにつられてきっぷをもって車掌さんのところへ向かってつい走ってみたりするんですが・・・。なんかね、ちょっと申し訳ない気分になって、ちょっとでも走る距離を短くしてあげたいなと思ったりして・・・。

 それと、きっぷの自販機がある駅もほとんどないので、集札に便利な場所への移動も兼ねて、ほとんどの駅間で車掌さんは車内を巡回します。

 ということで、他の線区に比べて運動量がものすごく違うんだろうなと思うわけですが、そういうことで、車掌さんの存在感って、飯田線の列車に乗っていると非常に感じるわけです。

 そんなわけで、「あーこの車掌さん、見たことあるな」っていう人が時折見受けられるんですが、ちなみに、この車掌さん、伊那松島で交替して、代わりに乗ってきた人も見たことある人だった・・・。

 そういうことで、今回降りた各駅、さらに、前回の夏に降りた各駅を見つつ、辰野へ。やっぱり一度「区間全駅」っていう作業をやってしまうと、各駅で停車したときの印象って大きく違います。そして、たまに歩いたことのある駅間もあったりして、やっぱり見た目が違います。

 前回、北海道からの帰りに、青森~新潟~金沢まで、昼間の特急で全く退屈しない、ということを書いたと思うんですが、その状態が飯田線でも起きてしまっています。だから、飯田から辰野までの2時間って全く退屈しませんでしたし、多分、辰野~豊橋まで通して乗っても、もう今なら違う目で各駅を見てしまうと思いますし、退屈しないと思います。

 そうやって辰野からJR東日本の駅名標。なんか、JR西日本とJR東海の間にJR東日本を挟むという、変則的な動き、自分の中では最近、ごく当たり前のことになってしまいました。

 さて、中央本線に入りまして、同じ車両を使っても、飯田線と中央本線ではやっぱり印象が違います。駅間も違うし、駅の見た目も違うし、車掌さんも走らないし、ドアも半自動から自動ドアになるし。

 そうやって岡谷へ。ほんとは岡谷で乗り換えるべきものなんですが、結局待ち時間が長くなるだけなんで、ルートが重複しますが上諏訪まで行ってしまうことにしました。

 上諏訪からJR東日本の列車で松本へ。ここで長時間停車をして、長野へ行く列車です。ちなみに、今回、このまま長野へ行っても、松本で降りて大糸線に乗り換えても、糸魚川到着時点で全く同じ結果になってしまいます。そのため、行きは長野経由をしたんで、帰りは大糸線経由だろう、っていう単純な発想で、今回は大糸線経由。なお、あとで書きますが、もし糸魚川から特急に乗って早く帰りたいなら、特急に乗る距離が短くなるという利点もあったわけです。

 大糸線の列車ですが、すぐに乗れるものがあったんですけど、南小谷で1時間待ちになるんで、そうなると次の列車でも一緒だということで、松本で1時間過ごすことにしました。昼食を食べて、ちょっと土産物を物色して、早めに大糸線のホームへ。

 大糸線も駅間距離が短いのですが、やっぱり「区間全駅」ということをやっていると、薄くても各駅での思い出があるわけで、やっぱり見た目が単に乗っているだけの路線とは違うもんです。そうやって信濃大町で乗り換えて、南小谷でも乗り換え。このJR西日本の気動車、いつまで乗れるんかなと思いながら、でもなんか最近、この気動車に乗る機会も多いなと思いつつ、糸魚川へ。

●糸魚川~金沢

 それで、結果的には糸魚川で1時間過ごすことになったわけで、結果的に、そんなことなら関係者へご連絡すればよかった、ということになるんですけど、実は糸魚川駅到着直前まで、いや、着いてからもちょっと迷っていたんですよね・・・。

 (1)追加運賃の発生しないコース(手持ちの「鉄道の日きっぷ」のみで可能)
【糸魚川】17:11着、18:12発-(普通)→【富山】19:25着、19:55発-(普通)→【金沢】20:54着(現実に乗ったコースです)

 (2)最高級コース(追加料金・運賃3,990円→でも自由席の料金ですが・・・)
【糸魚川】17:11着、17:26発-(特急北越8号)→【金沢】18:59着

 (3)ミドルコース(追加料金・運賃 2,430円)
【糸魚川】17:11着、17:26発-(特急北越8号)→【富山】18:18着、18:33発-(普通)→【金沢】19:37着

 (4)お手軽コース(追加運賃・料金 1,210円)
【糸魚川】17:11着、17:26発-(特急北越8号)→【泊】17:44着、18:16発-(普通)→【金沢】20:02

 番外:新しい車両コース(ただし、座れる可能性は2~4より低い)
【糸魚川】17:11着、17:52発-(特急はくたか18号)→【金沢】19:18着

 そんなわけで、糸魚川に着いて、急いで金沢か富山か泊までの乗車券と自由席特急券を買って、また跨線橋を渡って3番のりばまで行き・・・、ということをやろうかどうか迷っていたんですよね。だから関係者へのご連絡は致しませんでした。

 さて。これ、費用対効果がしっかりと比例しますよね・・・。確かに、30才も過ぎたなら、時間は金で買わねばならん。っていうことなんですが、まあ、そんなに金を出すほど上等な人間だとも思っていないし、でもそんなところから人間、変えていかないかんのかな・・・。

 でもよ、早く帰ったところで、なら行くか、って風呂に行くだけの話だし、さもなくば早く寝るだけの話。追加運賃がないコースでも、家に帰り着いて21時半。夕食は途中で食べるつもりなんで、風呂入って、かんたんにブログ書いて、まあ23時前には寝られるわな・・・。

 となると、わざわざ金出して早く帰る必要もないんじゃなかろうかと。浮いた金で本でも買って読んだ方が、よっぽどいいわー、って思ってみたり。

 まあ、金沢まで一気に特急で行くほどでないにせよ、(4)のコースを採ることを考えていたわけなんですが、1.この時間帯に泊駅で32分っていうのもどうよ、2.富山での停車時間が短いんで、富山でうどんを食べられないよー、っていうことが頭をよぎりまして、そうだ、富山駅でうどんを食べたい、っていう思いの方が強くなりまして、まあ、家に帰るのもそんな遅くならないし、ということで、全く追加の運賃・料金が発生しないコースにしました。

 ちなみに、そのあとの糸魚川発18:35→泊~富山乗換で金沢着21:18っていうコースもありまして、実際これの場合は松本から大糸線でなくて長野経由を使用して、直江津から乗るんですが、これを使うと、しなの鉄道の駅を1~2駅取材できたわけなんです。このコースって、先日の群馬の帰りやら、8月の飯田線の帰りに使っているコースなんですが、まあ、これでもよかったんですよね。

 そういうわけで、「結果としての糸魚川での1時間」の裏には、自分の価値判断まで思考が及ぶ葛藤があったのでした(笑)。

 でも、これ、「青春18きっぷ」やら「鉄道の日きっぷ」だからこれだけの差が出るわけで、普通のきっぷで、3連休明けの出勤が翌日に控えているわけなら、かなりの高確率で特急に乗っていたと思われます。

 そうやって、日が暮れた糸魚川駅の待合室で、持ってきた本を読みつつ、時間も来たんで、ホームへ。この駅の放送は前のままなんですけど、「方面案内放送」にこだわっていたときはすごくこの駅って注目していたっけな・・・と。

 やってきた列車は、バリアフリーとはほど遠い419系。これもいつまで乗れるんか分かりませんが、乗りまして。この列車、自分の中ではあまり好きではない部分もあるんですけど、こと「本を読む」っていうことを考えると、最高速度も低く、実に揺れが少ないんで、読みやすい列車のようです。

 富山でうどんを食べるために1番のりばへ行き、また戻ります。って書くと富山駅ってそんなに広いのかい?っていう話になるんですが、到着したホームは仮設ホームで、うどんを食べるホームは非仮設ホームなんで、結構距離があるんです。次回、というよりもこの文章を書いている段階で、この当時とは違う構造になってしまっているはずです。この形の富山駅を見るのは最後です。

 1本あとの列車なら「うれしい」6両なんですけど、この列車は3両。と言ってもちゃんと座りまして、金沢まで戻ったのでした。

 ということで、どうにか今回で終わりましたんで、明日から普通の日記に戻ります。

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