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2011年11月25日 (金)

事故話(4)

 なんか、旅行記のように話が長くなってきていますが、バックナンバーのご紹介。基本的に前に触れたことはあえて触れないようにします。

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 そんなことで、争点は、先方が赤で交差点に進入したのか、黄色で進入したのか、ということだったわけです。赤で入ってくれば、他の要素がなければ10:0。こっちは修理代を払わなくて済む。黄色での進入なら9:1とか8:2。

 つまり、先方の車の修理代の1割か2割を支払う、ということなのですが、これは自動車保険の対物保険でまかなえるのでめでたしめでたし・・・、という訳じゃなくて・・・。

 自分の車の修理代のうち、9割か8割しか先方(の保険)が出さないということなんですよね。

 ということは、1割か2割は自分で出さなければならない。そのうえ、次回の保険料が上がってしまう・・・。

 保険料が上がるのはいいとして(ダメだが)、1割か2割を払う件。これが車両保険に入っているかどうかの違いでして、車両保険に入っていれば、その分が出てくるわけですが、でもまあ、この車を買って10年近く。車両保険に入り続けていたと思えば、まあ、今回の分の1割か2割を出してもいいかな?という感じではあったのですが。

 それで、自動車屋さんから電話。

 だいたい、修理代は20万円ぐらいになるということ。意外とするもんだなと。

 で、実は先方の保険屋さんが見ていって、この車、10万円ぐらいの価値しかないし、修理代が上回ってしまうので「全損扱い」ということ・・・。

 ちなみに、この「全損扱い」というのは、保険屋さんを通じて聞いたのではなく、自動車屋さんを通じてだけ聞いたのですが、その情報をもとに先回りして対策を打つことにしました。

 ほんと1回自分でこういう事故に遭ってみると意外といろいろ勉強になるもんだなとつくづく思ったのですが、全損ですか・・・。

 つまりですよ、10:0であっても、修理をしたら20万円中、10万円しか出ないというわけです。10万円の価値しかないから、10万円補償するんで、治すなり、新しい車の足しにするなりしなさい、ということ。

 これが9:1とか8:2だと、9万円とか8万円しか出ない・・・。

 ほんと、なんか青信号を渡っただけなのに、車が横から出てきて、10万円以上払え、ということですよ・・・。

 ということで、ネットを見ていると、この車の価値って、ある本に載っているもので、実際に売られた価格をモトに作られているが、往々にして低くなることが多いということ。それで、実際の中古車の販売価格を調べて、それを提出すれば、その価値は上がることがある、ということ。

 それで、この車、5万キロちょっとしか走っていないし、実は同じ年式、同じような走行距離の販売価格を調べると・・・、出てきました。だいたい25万円~30万円ぐらいで売られているみたいですね。

 こういうとき、走行距離が短いってよかったな・・・。

 そんなことで、こちらの保険代理店さんに渡すと(蛇足:保険代理店さんとの繋がりについては詳しく書くと面倒なのでかなり省略して書いています。冷静に見ると矛盾する記述があるのですが、詳しく書いていないので一見すると矛盾するのだと思って下さい。)、「これはいい資料になるんですよ」ということで受け取って頂きました。

 そんなことで、ここで第二の争点が生まれたわけです。修理代は20万円として、この車の価値はいくらとしてみてくれるの?ということ。

 実際の販売価格を見ていると、修理代以上の値段で売られているようですし、これを採用してもらえるかどうか。

 でまあ、こういう「全損」で被害を受けた(と感じている)側が補償されない、じゃあ、直接先方に行って脅してやれ・・・、みたいな感じでトラブルが多発したんでしょうね。実は「対物超過修理費用補償特約」というものがあります。

 これね、こっちの保険で使えればいいんですけど、あくまでこの例でいくと相手側がこれに入っていたら「全損」であっても、その車の価値(ここでは10万円)を超過する修理代(さらに10万円)をだしてあげることができる、という特約です。

 ほんと、毎年保険証券を見ているくせにこの特約の意味が分からなかったんですが、そういう意味だったんですね・・・。この特約があると、事故を起こしたときに、相手の車が古くて修理代が十分でない場合でも(そこまでの賠償責任しか無いのだが)、それを超えて、修理代を出すことができ、脅されずに済みます。

 で、実は相手の方、ちゃんとその特約に入っていました。というよりこれ、意外と意識してつけていることが少なくて、保険代理店さんがこっそりとつけていてくれることが多いみたいですけど

 というわけで、この時点では分からなかったのですが、車の価値については争わなくてもちゃんと全額(のうち、過失割合を引いた分)を出してもらえることになりました。

 そんなことで、一応は自動車屋さんになるべく安い方法で修理して頂けるようにはお願いしたのですが、まあ、どっちでもよかったかなと、でも、この時点では10:0になると決まっていなかったので、特に問題がなければ安い方がいいわけで。

 で、一応はこの時点で争点が1つに再び絞られたわけですが、保険屋さんを通じて聞く話から感じられることは、どうも先方は赤で進入したことを認めていないらしい・・・。

 そういうことで、保険会社同士(と言っても同じ保険会社なのにね・・・)では埒があかない、ということで、調査会社が間に入ることになりました。

 つづく。

 ちなみに明日は土曜日なので、長文になってもできるだけ明日で終わらせる方向です。ただ、調査会社の件って事実をありのままに書けないと思われるので、そんなに長くならないかも。調査会社とのやりとりが終わったら、あとは特に何もなかったし・・・。

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