2012年12月22日 (土)

13周年記念 その2

ということで、今日は13年目の更新が、昨年の今頃考えていたものと比べてどうだったのか?という観点からみていこうと思います。
では、昨年の今頃書いた文章を引用します。

*****(ここから引用)*****
●なるべく行きたいところ
 飯山線。ただし全区間になるかどうか分かりませんが、未取材のまん中の区間の一部だけでも。
 長野電鉄長野線。中途半端に終わったので続きをしたいです。

 というのが長野方面。何となく来年も恒例で行きそうな気もしますので、予定しておきたいと思います。

 あとは山陰本線をちょっと進めたいなと思います。どの区間になるかはどれだけ休みがあるときに行くかによりますが、一区間ぐらいは進めたいなと思います。

 今年、樽見鉄道・北近畿タンゴ鉄道・伊賀鉄道へ行こうかと思い何度か候補に挙がったのですが、結局行きませんでした。このあたりのうちどれかを、と思っています。

 ●できれば行きたいところ
 何となく毎年挙がっていますが、伯備線伯耆大山~新見、境線、土讃線の阿波池田~高知、という「縦の線」が気になっているところです。

 また、北海道については、GWに行かなければ多分、来年は行く機会がないと思いますが、「日本海」が臨時化されるため、これがどのように走るかによっても変わってきます。

 結局のところ、北海道へ行く時は片道または往復は「日本海」を使ってきたので、これの有無で全く今までと変わってくるものです。

 ●差し替えについて

 以前、ここで書きましたが、本当の初期の頃に取材したものについて、再度取材をして差し替えたいと思っています。

 例えば北陸本線の金沢-福井・富山、大阪環状線等です。

 これについては今までは「ついでがあったら」というスタンスでしたが、しばらくはある程度積極的にやっていきたいなとも思っています。

****(ここまで引用)****
何となく、優先順位を付けて構想を練っていたなと思うんですが・・・。

 まずは「なるべく行きたいところ」については、取材済・未掲載を含めると、きちんと片づけてあるなという印象です。

 飯山線については、特に年明けからの掲載開始としたいため、13年目の更新には間に合わなかったのですが、思いがけず全駅取材ができてしまったので(せいぜい、森宮野原~十日町のような感じでできれば上出来だと思っていた)目標以上だったと思います。

 長野電鉄長野線についても、行けるかどうか不明な部分もあったのですが、実際には行くことができました。

 また「山陰本線をちょっとでも進めたい」というのも、本当は鳥取から米子方面、というつもりで書いたのですが、まあ、綾部ー豊岡間ができたので、これも目標達成としましょう。

 樽見鉄道・北近畿タンゴ鉄道・伊賀鉄道は選択制でどれか、という感じにしてあったので、これは樽見鉄道を選択した・・・、というわけでもないのですが、結果的には選択して目標を達成した、という感じになってしまいました。

 次に、「できれば行きたいところ」については、境港から高知までの「縦の線」については全く手を付けられず。ただこれ、そこに行かなかったために樽見鉄道に行くことになったということでした。伯備線なんかも毎年、行こうという構想は持ち上がるのですが、なかなか行けません。
 ただ、「こう書いていても結局は行かないだろうな」と思っていた北海道には行けたのはよかったと思います。

 それと、既存の掲載駅で、特に初期の頃に撮ったものを撮りなおしたい、というものについては、ほとんど進まなかったのが「計画通り行かなかった」という部分になると思います。

 これも、何となく休みで晴れている日に、大聖寺・加賀温泉・粟津などの駅に行こうかなとも思うのですが、結局夕方になってしまった、ということが多々あるわけです。

 ということで、どうも「サイトの更新を1年間こうしよう」という意味で書いているのですが、結局、「どこへ行こう」ということを、年が明ける前に画策する場になってしまっているなというわけで。本来そうするつもりでもないんですけど、結局、「区間全駅」の紹介駅を増やしていくだけの話になるんで「行きたいところリスト」と、現実の対比を毎年やっているだけのような気もしてきました。

 まあ、そうなってしまうのも、完全に趣味の行動と、Webサイト作成という行為が連動してしまっているからだなと思いまして、それはそれでいいことなんだろうなと思います。

 ということで、毎年、何となくWebサイト作成に対する「思い」のようなものを改めて書いているんですけど、それを後日書いた後、また1年間の見通しのようなものを日を改めて書こうかと思います。

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2012年12月21日 (金)

13周年記念 その1

 ということで、「書く」と書いておきながら3日間ほど遅れてしまいましたが、当サイト開設13周年記念ということで、恒例の文章を書いていくことにします。

 本当は12月19日のサイト開設記念日の前に書いていることなんですけど、まずは13年目の更新を振り返る、ということで。

●新たに追加した区間

 山陰本線 豊岡-鳥取間
 長野電鉄長野線(2011年取材分。2012年取材分は掲載進行中)
 樽見鉄道樽見線
 舞鶴線
 山陰本線 綾部-豊岡間
 根室本線 帯広-白糠間の一部の駅
 根室本線 新得-帯広間
 (「東へ向かう仮置き場」後編の解消)
 室蘭本線 東室蘭-沼ノ端間の一部の駅
  

●既存のものを差し替えた区間・付録掲載区間

 福鉄福武線の改称駅(差し替えというよりは、改称後のものを追加。12年目から続き)
 万葉線新湊港線
 越美北線の水害復旧後の様子(付録)
 北陸本線 金沢-福井間の一部の駅
 高岡駅橋上化完成後(付録)
 北陸鉄道浅野川線

●13年目に取材はしたものの、未掲載のもの

 高山本線 下呂-岐阜間
 飯山線 戸狩野沢温泉-十日町間
 

 ということで。

 何となく旅の数が減ってきているというか、でも今年は2泊以上の旅が昨年より多かったような気がします。そういうこともあり、12年目に比べると追加した区間はバラエティーに富んでいたのではないかと思います。

 まずは、12年目に取材し、掲載が13年目になってからになった山陰本線 豊岡-鳥取間。これにより、「区間全駅」としては鳥取県を含めることができました。さらに、夏に取材した「綾部-豊岡間」、さらに舞鶴線を加えて、「区間全駅」の繋がりとして日本海側を伝って鳥取駅まで繋がることになりました。

 あとは、久しぶりに北海道へ行くこともできまして、新得-帯広間を始め、その他区間でも補足ができ、かつての「金沢から東へ」というものの完成に近づいたような気がします。(って、金沢~長崎と金沢~厚岸を繋げていく、という目標があって、それを全面に出していた目次構成だったことすら忘れつつあるんですが・・・)

 それと、樽見線は、九州へ行く予定が四国・岡山への予定になり、それがさらに縮小されての旅となったわけですが、何となく気になっていたところへ行くことができました。

 また、初期の頃に取材して、その時は駅を見る目が未熟だったためにかなり貧弱なページ構成だった北陸鉄道浅野川線について、全面的に差し替えることができました。

 というのが一応の12年目の更新の概要です。

 それと、「区間全駅」以外の追加は、この12年目に関してはありませんでした。

 ということで、この先、昨年書いた12年目の予定との差異を見たり、13年目はどうするかということを書いていくのですが、これは明日以降とします。

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2012年12月10日 (月)

旅の改善点 2012年12月版

 ということで、旅行記のネタがなくなったと言って、このブログを休みにしていたら、多分、春になるまで「更新しました」しか書かなくなると思いますので、そろそろ平常営業に戻します。

 で、旅行記と「更新しました」以外のことを書くのは、確か7月以来だと思います。

 といいつつも、旅行記に近い内容になるんですが・・・。

 以前、旅に持っていくものということで、記事を書いたことがあります。

http://kukanzeneki.cocolog-nifty.com/1/2010/04/post-f840.html

 2010年頃の話でして、まあ、今の旅のスタイルに近づきつつあるときの話なんですけど、

 その時まで宿泊先はカプセルホテル・健康ランド中心だった→ビジネスホテルへ移行(今ではほとんどカプセルホテルに泊まることはなくなりました。というのも、カプセルホテルがある都市に泊まることがほとんど無くなったので・・・)

 という時期でもありまして、カプセルホテル・健康ランドだと基本的に「ナイロンタオル」が自由に使えることが多く、不自由を感じたことがなかったのですが、ビジネスホテルが主になると、ナイロンタオルがなく、普通のタオルで体を洗わざるを得ない、ということでナイロンタオルを持って行くと結構快適、ということに気づいたあたりの時期だったのです。

 そこから2年以上経ちまして、完全にビジネスホテルでの宿泊が自分の中で定着してきたこともありまして、それを前提に、旅の持ち物も変化していっているわけです。

 ということで、特に今年の旅で変化のあったことをちょこっと書いていきます。

●携帯ウォシュレットの導入

 これは6,500円ぐらいで入手したものなのですが、家のトイレで普段自分が使っている方のウォシュレットが壊れてしまいまして、それを修理するまでの間に合わせという意味もあって買いました。そちらは修理が終わったので、今は不要になって、純粋に「持ち運び用」になったわけですが。

 でまあ、ウォシュレットが必要なことって(以下、遠回しの表現ね)、私の場合は朝に限られる日が多いわけですけど、これが普段の生活スケジュールを前提にすると、8時半出発じゃないと、完全に「ウォシュレットが必要なこと」が終わらない場合があるわけで、こればっかりは腸の働きの問題もありまして、完全に理性だけでコントロールできるもんじゃないんですが。

 となると、5時台とか6時台から動こうとすると、完全に「ウォシュレットが必要な状態」が終わっていないこともありまして、例えば6時台から動き始めて、7時台にウォシュレットが必要になっても、駅やら列車内のトイレやらではそれがない事が多いわけです。

 ということで、トイレとある程度の水さえ確保できれば、極端な話、汲み取り式トイレであっても、普段通りの快適さを確保できる・・・。ということが可能になりました。

 といいつつ、これを旅で使い始めた当初(7月・8月頃の旅)って、結局、朝起きた瞬間に腸にスイッチが入ってしまって、家や宿泊先を出る頃には既にその日の「ウォシュレットが必要な状態」は終了してしまっていたことが多かったわけですが、9月以降は、腸にスイッチが入るタイミングがずれてきた(要するに、ウォシュレットが必要な状態が訪れる時刻が遅くなった)こともありまして、重宝しました。

 というか、遠回しに書こうとすると、かなりくどい文章になってしまったかも・・・。

●着替えの少量化

 ビジネスホテルに泊まると、風呂で洗濯ができてしまうわけで、それを前提に、日程にかかわらず、着替えは1日分のみとしました。

 大浴場のないホテルになると、ホテルに着いてから朝食までの間は部屋に閉じこもることになるので、となると、着替えすら要らないことも多く、事実、持って行った着替えをそのまま持ち帰ることも多かったわけですが(まあ、これもその間の服装にもよるんですけど、まあ、本題でないし)、とにかく、洗濯を前提とすると大幅に荷物は減ります。

 ただ、ホテルの風呂での作業を毎日やることになるんで、ちょっと手間であることは確かです。(おかげで母親が留守にして、洗濯をやることになったとき、洗濯機が異様に便利な道具であるということに気づいたり・・・。)

●USBメモリーに

 USBメモリーに、普段PCで使っているソフトの一部をそのまま入れまして(それが可能なものに限る)、つまり、ツイッターのタイムラインを一旦ダウンロードして見る形式のソフトなんですけど、これを持ち歩くことにより、ホテルのロビーにあるパソコンでも、いちいちログインして、最新のものから遡って見ていって、途中で重くなって、見ることができなくなって・・・、というのではなくて、前回の続きからサクサク見ていくことができるようになりました。

 ただし、USBメモリーからの読み込みができない設定のパソコンもありまして、この場合は使えませんでした。

●ホテルのアメニティーは不使用

 結局ですね、ホテルに備え付けの歯ブラシやらひげそりって、ちょっと使い勝手が悪いこともありまして、快適性から考えると、普段使っているものを持っていった方がいいわけです。

 そういうこともありまして、ホテルにおいてある消耗品は、基本的に使わない、ということを前提とすると、意外と快適ということに気づきました。ただし、ちょっとだけ荷物は増えます。

●ひげそりクリームの持ち歩き 

 そういや、ひげそりクリームというか、普段はシェービングスプレーを使っているんですが、それを持ち歩くと大げさなので、ちょっと小さい入れ物のクリームを持ち歩くことにしました。

 意外とですね、ホテルにあるボディーシャンプーやら、洗顔料って、ひげを剃るにはちょっと役不足な部分がありまして、要するに痛かったわけです。

 ということで、これも荷物が増えるんですけど、ちょっと持ち歩くだけで違いました。

●バリカンも持って行ってしまえ・・・

 夏の間は2日に1日は散髪しているという始末。まあね、旅の前日に普段の6ミリじゃなくて、3ミリで刈ってしまえば済む問題だという話もあるんですけど、とにかく、列車に乗っていて暇だとちょっとのびただけでも気になってしょうがない。

 というわけで、ちょっと日程が長かった北海道の旅の時は、バリカンを持って行きました。

 で、1日目の大浴場がある宿で泊まったときと、最終日の寝台車の日を除いて、結局暇なので毎日刈っていたのでした。ただ、毛が飛び散らないようにするのと、多分、頭を刈っているなんて思って掃除していないと思うんで、ある程度気を使って思い当たるところは一通りこちらで掃除しておく、ということはやっておいたので、ちょっと手間かも知れませんが、でも快適な旅でした。

 というところが今年の旅の改善点。実は、今年の旅が終わってから、タブレットを買ったこともありまして、実は来年以降の旅でのスタイルがちょっと変化する可能性があります。

 このへんはまた来年、何かを書くかも知れません。

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2012年9月24日 (月)

旅行記:十日町~足滝 経緯など

 そういうことで、またもやこの週末で旅行記のネタが増える予定だったのですが、中止したので、今のところ最後の旅の旅行記です。ゆっくり書ける?と思うのですが、日帰りなのでそんなに長くならない予定です。

 例によって、経緯や日程の変更などの話。

●9月8日(土)

【金沢】5:25発-(普通)→【富山】6:21着、6:24発-(普通)→【直江津】8:24着、9:01発-(特急はくたか3号)→【十日町】9:29着、9:47発-(臨時普通)→【★足滝】10:21着、10:37発-(臨時普通)→【★津南】10:46着、11:44発-(普通)→【★越後田中】11:49着、12:08発-(普通)→【★越後田沢】12:23着、13:51発-(普通)→【★越後鹿渡】13:56着、14:38発-(普通)→【★土市】14:51着、16:21発-(普通)→【★越後水沢】16:25着、17:21発-(普通)→【十日町】17:31着、18:30発-(普通)→【直江津】19:15着、20:11発-(普通)→【富山】22:05着、22:34発-(普通)→【金沢】23:30着

●どこかへ行くかどうか?

 残った青春18きっぷ1日分。去年はあまり遠くへ行かず、どちらかというと地元で消化することが多く、越美北線の復旧した駅とか、富山の路面電車の新規開業区間の往復とか、そういうことで消化していたような気がするのです。

 それで今回。土曜日の休みの件などもあり、最後の土日に1回分が残った形になってしまいまして、さてどうするか。

 しかも天気予報を見るとあまりよくない。雨も降るとかどうとかということで、最悪、どこか乗るだけになるかも、という程度でした。なんなら、4日分で十分に元をとっているんで、今回に関しては1回分は使わなくてもよろしい、ということも考えていました。

 それで、直前になって何となく東の方の天気はそんなに悪くないみたい、という予報になってきて、現実はどちらかというと晴、最後の方になって雲が厚くなってきたという程度でして、天気的には恵まれたと思います。

 で、行き先。ほんと何なら行かないぐらいの感覚だったので、2~3駅で十分かなというつもりもあり、どうせなら運転本数の少ないところでいいわ、という程度でした。

 それで、毎年ちょっとずつ取材区間が増えていっている飯山線。今回は十日町から長野寄りへ進めることにしました。

 本来は運転本数がもっと少ないのですが、「大地の芸術祭」の関係で、1往復増えている(最初に十日町から乗った分と、足滝駅から乗った分です)、ということで、もしかして日帰りでこの区間に行くなら今がチャンスなんじゃなかろうかと。そうやってみていくと、森宮野原駅へ行かず、新潟県内区間だけなら、全駅行けてしまうんですよね。

 というわけで、日帰りでは行けるところがほとんど無くなってきたなと思っていたのですが、意外なところが残っていまして、それで行き先がこの区間になったのです。

●日程の変更

 そんなことで、十日町発の臨時普通列車に間に合わせるという意味で、どこかは特急を使わないとダメなんですけど、さてどうするか。

 いつものパターンで魚津~直江津を特急にして、十日町着を1本早める(直江津~十日町は普通列車)も考えたのですが、青春18きっぷの性質上、これだと魚津~直江津と犀潟~十日町が別途乗車券購入区間になってしまって、ちょっとお高くついてしまうわけです。

 どうせなら、どうしても乗車券を別途買わなくてはならない犀潟~十日町を含む区間を特急にした方がよかろう、ということで、直江津~十日町を特急にした次第です。

 後から気づいたのですが、ほくほく線1日乗り放題700円のきっぷを使うことを考えたら、もしかしたら結果は違っていたかも知れません。まあ、後から考えてもしょうがないので、検討はしないことにします。

 あと、実際の日程は、十日町から一気に足滝に行って、そこから徐々に戻っていく形になっています。

 実は、最初に考えていたのがこの形。

【十日町】9:29着、9:47発-(臨時普通)→【越後水沢】9:57着、11:01発-(臨時普通)→【土市】11:05着、11:25発-(普通)→【越後鹿渡】11:38着、12:19発-(普通)→【越後田沢】12:23着、13:51発-(普通)→【越後田中】14:07着、14:27発-(普通)→【津南】14:32着、16:41発-(普通)→【足滝】16:49着、16:59発-(普通)→【十日町】17:31着、18:30発・・・以下同じ

 ということで、普通に進んで一駅戻り、又進み一駅戻り、というセオリー通りの流れを考えていました。

 ただこれだと足滝駅での時間が短くなりすぎるわけで、ちょっとこれはよくない、でも基本的に、このまま進んでいったら、交換を行う森宮野原駅での対向列車にそのまま乗ることになるので、足滝駅での滞在時間はどうしても短くなるわけです。

 そんなことで、足滝駅での時間確保を考え、3本ぐらいある中で最も長くなるものを見ていたらこの列車になった、ということで、先に足滝駅にいくことになったのでした。

 でも、実際、この流れにしたら、津南駅で時間をかなり確保できたので、風呂に入れたなと改めて思いました。しかも、割と遅い時間だし、風呂に抵抗なく入れる時間です。ただ、これだと津南駅でそばを食べることができなかったと思われるので、実際の流れでもよかったなと思います。

 なお、改めて実際の日程を上書きする形で当初予定を書いたのですが、越後田沢駅のみ、着時刻と発時刻は現実と全く同じものでした。

 というところが、日程の変更やら経緯やらの話。明日からちょっとずつ本文を書いていきます。

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2011年12月20日 (火)

12周年記念(4):この先1年間の更新予定

 なんか昨日のタイトルに(3)をつけなかったんですけど、まあ、飛ばしてもしょうがないので今日のタイトルに突如(4)をつけました。

 さて、昨日の話はこのWebサイトを運営するにあたり思っていることを適当に書いたのですが、では1年間、具体的な更新内容を書いてみたいと思います。

 とはいっても、「この方面をアップする予定です」と書いたところで、現実はそんなしょっちゅう出歩いているわけでもないですし、数少ないチャンスの中でその方面へ行かなければ現実化しないということもありまして、具体的な区間を挙げるのもどうなんだろう、と思うわけです。

 ということで、なるべく行きたいところからできれば行きたいところ、というような感じで書いてみたいと思います。

 ●なるべく行きたいところ
 飯山線。ただし全区間になるかどうか分かりませんが、未取材のまん中の区間の一部だけでも。
 長野電鉄長野線。中途半端に終わったので続きをしたいです。

 というのが長野方面。何となく来年も恒例で行きそうな気もしますので、予定しておきたいと思います。

 あとは山陰本線をちょっと進めたいなと思います。どの区間になるかはどれだけ休みがあるときに行くかによりますが、一区間ぐらいは進めたいなと思います。

 今年、樽見鉄道・北近畿タンゴ鉄道・伊賀鉄道へ行こうかと思い何度か候補に挙がったのですが、結局行きませんでした。このあたりのうちどれかを、と思っています。

 ●できれば行きたいところ
 何となく毎年挙がっていますが、伯備線伯耆大山~新見、境線、土讃線の阿波池田~高知、という「縦の線」が気になっているところです。

 また、北海道については、GWに行かなければ多分、来年は行く機会がないと思いますが、「日本海」が臨時化されるため、これがどのように走るかによっても変わってきます。

 結局のところ、北海道へ行く時は片道または往復は「日本海」を使ってきたので、これの有無で全く今までと変わってくるものです。

 ●差し替えについて

 以前、ここで書きましたが、本当の初期の頃に取材したものについて、再度取材をして差し替えたいと思っています。

 例えば北陸本線の金沢-福井・富山、大阪環状線等です。

 これについては今までは「ついでがあったら」というスタンスでしたが、しばらくはある程度積極的にやっていきたいなとも思っています。

 というところが具体的な構想です。

 ただし、ちょくちょく書いていますように、引き続き、試験勉強に時間を取りたいと思います。従いまして、数年前までのように更新ペースを上げるわけにも行かず、12年目同様、1回の更新における駅数を2駅、多くて3駅程度で続けていく時期が長くなると思います。

 また、上に書いた具体的な方面も、ほとんど現実化しない可能性が高いと思います。

 このへんは事情を斟酌頂き、ご了承頂ければと思います。

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2011年12月19日 (月)

12周年

 今から12年前の今日、このWebサイト「第1版」をアップしまして、世に公開することになったわけです。その当時は今の「JR各線を巡る旅の記録」のコーナしかなく、また、画像も一切使用しないものでした。

 それから干支が一回りする間に、全く違うサイトになったような感もありますが、第1版当時にアップした内容は残っています。

 同じような趣味活動をしているようで、その当時は「JR線の乗りつぶし」を主に行っていましたし、12年後の今は駅を巡ることを趣味としていますので、実は違った行動をしていると言えます。

 その変化をこのサイトは「趣味の受け皿」として、12年間、私自身の趣味を受け止めてきて、その変化に合わせて形を変えてきたと言えます。

 とは言っても、「乗りつぶし」が「駅巡り」にだんだんと変化していって、「区間全駅」ということを始めてから10年弱。「区間全駅」のコーナーはさほど形を変えず、一部技術的にスタイルシートを使うようにはなって、あるいは画質はブロードバンドの普及とサーバーの容量・転送量緩和、あるいはデジカメの買い換えにより変わってはいるものの、さほど見た目は変わらずに着実にご紹介する駅は増えています。

 ただし、「区間全駅」初期の頃と最近撮る写真を見比べると、やはり視点が違うなと感じることは多々あります。

 つまり、Webサイトを始めて12年、「区間全駅」が始まって10年弱の間に、趣味としてモノを見る目が変わってきているな、ということはこのWebサイトを通じて自分が改めて感じるモノであります。

 そういうことで、自分の行動の変化、あるいは視点の変化、感性の変化をこのWebサイトは受け止めていて、それを残しながら毎週、増殖していっているのです。

 御覧になる方には同時期にアップされている各駅の画像であったり、旅行記であったりするのですが、自分の中では12年間の行動・視点・感性の変化が随所に刻まれたものなのかも知れません。

 さて、最近はツイッターやフェースブック、あるいはミクシーやブログなど、手軽に情報や思いをネット上に公開できるツールが増えてきていまして、Webサイトという形が個人のモノとしては流行らないものになってきているような気がします。

 匿名掲示板群やこれらSNS、ブログなどが主流となっていて、情報の発信側も受け手も、かつてのように「個人ホームページ」というものを利用しなくなってきている傾向にあるのではかと思います。

 しかしながら、趣味を持っていて、それについて何かを発信できるとすれば、Webサイトというのはかなり自由度の高い媒体なのではないかと思います。このWebサイトの内容も、無理をすればブログという形でも公開可能なのですが、やはりWebサイトという形が最も向いているのではないかと思います。

 さらに、個人間の意見のやりとり等はWebサイト付属の掲示板よりもSNSが主になっている昨今、かつてのようにWebサイトで公開すれば何らかの反応を頂ける、というものではなく、毎週淡々と自分の好きなように自分の好きなことを公開できる、という環境だと思います。

 そういうものが張り合いがない、寂しいと感じる方も多いと思いますが、私自身、いまのこのような環境を割と心地よく感じています。

 もちろん、どなたかが継続的に御覧になっていらっしゃるのは何らかの方法で分かるので「完全に孤独に更新をし続けている」という訳ではないのは分かります。そういう状況で淡々と、反応を見ることなく自分の好きなように更新し続けることができる、ということが自分にとってはよい環境だと思うわけです。

 今は一時期、掲示板を設置していて皆様のご意見やご感想を頻繁に頂いていた頃とは違う状況。こういう環境もなかなか楽しいなと思います。

 そういうことで、今はこのような環境のもと、淡々と自分の趣味の成果を公開していって、ちょっとずつ変化していっている行動・視点・感性を記録していっている、そういうものなのだなと思います。

 さらに、このWebサイトが自分の私生活の中で占める地位も変化していっています。このWebサイトを開始する前から税理士試験というのは受けていたのですが、いまいち真剣に受けることなく、一応数年間の行動の集大成として1科目合格してからこのWebサイトを開始したのですが、その後はただ受けるだけ、そのうち受けなくなる、という流れにありました。

 そして趣味行動、さらにこのWebサイトの運営が私生活の中での大きな地位を占めていましたが、今はこの試験の勉強に対する比重を増やしています。従って、毎週の更新の量は減少していっています。

 しかしながら、毎週1回の更新は欠かさないことにより、試験勉強一色の私生活ではなく、ほんのひとときでも趣味行動に戻るということにより息抜きにはなっています。

 そういう意味でも「勉強の邪魔」ではなく、「息抜き」という役割も時期によってはになっているのがこのWebサイトです。

 今後、ネット環境が変わってくると思いますし、このサイトも今の形ではなく、何らかの変化を遂げる可能性はあります。また私自身も生活環境が変わるとすれば、このWebサイトが私生活の中で占める地位も変化してくると思います。

 従いまして、永続させるとか、あるいは今の形を死守する、ということは申しません。

 しかしながら、今現在は今の形で淡々と追加していくことが、自分の中では心地よいものになっているのです。

 よって、今の延長上に物事が動いていくうちは今の感じで進めていきますが、何か変化があるとすればそれに合わせて柔軟に変化していくこともあるのだなと思います。

***

 かなりまとまりのない文章で、例によってほとんど構想がないまま書きはじめた文章ですが、12年を総括してこのような文章を書いてみました。

 明日からはこの先1年間の更新予定などを書いてみたいと思います。

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2011年12月17日 (土)

12周年記念(2):この1年間の更新の特色

 そういうことで、昨日の記事を再掲はしませんが、昨日の記事で1年間の更新の流れを書きました。

 では、その特色をつらつらと書いていきます。

●「区間全駅」以外は1件だけ

 基本的に更新は「区間全駅」のコーナーが中心なのですが、この1年間はその傾向が続きました。それ以外の更新は1回だけ、北鉄石川線の廃止区間の廃駅のご紹介だけ「ここはかつて駅でした」で扱ったのみです。

●ボリュームは少なめ

 1回の更新における追加駅を、試験勉強の件もあり、2~3駅にとどめる方針としました。つまり、取材駅数、ひいては旅に行く機会が従来より減っているため、1年間全体での追加駅数は大幅に減ったと思います。(数は数えませんが)

 これについては、このサイトを作った時から試験勉強との両立と言うことを考えつつ、いまいち試験勉強の方を頑張らなかったり、さらには長期間やらなかったり、ということで、長期的なテーマではあるのですが、ようやく試験勉強を頑張る気になったか?という程度だと思って下さい。

 さらに、追加する駅についてはかなり近場が中心となっています。これも旅に行く回数や日程の関係でそうならざるを得ないです。

 この傾向はこれから先も続きます。

●近江鉄道

 そのなかで、12年目で地道に全駅ご紹介できたのが近江鉄道。これもちょっと前からやろうと思っていたのですが、手軽な日程で取材できてしまうということから、この時間が取れない時期としてはやりやすかった路線だったと思います。

●長野電鉄

 先に廃線になってしまう屋代線、そして未掲載ですが長野線の一部、という流れです。一時期は広島・岡山へ多く行っていたのが、最近は長野へ行く機会が増えたなという感じがしますが、その中での「長野シリーズ」でした。

●新設駅

 昨年の今頃、「これから先1年間の見通し」ということで書いていたのですが、北陸にある新設駅の取材がしばらくの間、「目先の課題」として残っていました。これを夏の間にまとめて片付けたという次第です。

 夏の間、天気の関係もあり、あまり長期日程で旅に出ることができず、かといって青春18きっぷは残っているし・・・、ということで結局日帰りで隣県に行くことが多かったのですが、その時にこの「目先の課題」を片付けることができたのでした。

 今年の夏、北鉄も含め、地元を再発見できたなという次第。いろいろ乗ったのですが、富山ライトレール・のと鉄道・えちぜん鉄道には乗ることができなかったのが心残りです。

●差し替え

 取材した駅が多くなって「数をこなす」ということをやったあと、初期の頃に取材したものを再度見ると、ほんと貧粗な感じがします。あと、今と目線が違うので見ていて恥ずかしいというか、差し替えたいという衝動に駆られます。

 そのため、特に路面電車としては初期の頃に取材して、写真枚数も大幅に少なかった万葉線について、差し替えのための再取材(1電停だけ、新規の取材)ができました。

 あとは、北陸本線 金沢-福井間についても、一部行っていますが、これは未掲載です。

●山陰本線

 これも未掲載ですが、山陰本線豊岡-鳥取間を取材してあります。今後、新たな展開の入口になるかと思います。

●飯山線

 これも完成させたいと思いつつ、ちょこちょことやっていたのですが、今年は両端区間だけ。長野電鉄屋代線の廃止予定がなかったら、こっちをもっと進めたかも知れません。あとは夏に行った時に一部区間運休だったということもあります。

 ということで、「じゃあ今後どうするの?」ということは後で触れるため、あえてほとんどそれに触れずに書いたため、何となく舌足らずな文章となりましたが、この1年間を振り返りました。

 つまり、「試験勉強との両立」ということがテーマにあった1年だったと思います。それが、出かける方向や1回の更新での追加駅数などに影響しました。

 では、昨年の今頃考えていた「これから先1年」との差異を見てみましょう。

以下、昨年の分より引用。(かなり長め) 

 さて。12年目のこのWebサイトの方針ですね・・・。

 ひと言で言うと「試験勉強との両立」。つまり、そんなに自分の生活の中では力を入れないっていうことです。

 つまり、最近の状態がそのまま継続することになります。

 そういうことで、少なくとも春先までは1回の更新で2駅しか追加しないという状態は続きますし、そのあとも当然、7月いっぱいはそれを続けたいと思っています。

 割と自分の生活の中で、仕事を除くとこのサイトの占める位置が高かったのですが、その座を試験勉強に明け渡しておりまして、Webサイト更新や旅、つまり趣味の活動についてはそれより低い地位に置かざるを得ないというわけです。

 ただ、永遠に試験勉強をし続けるわけじゃないので(でも、税理士試験ってなんか試験勉強がずっと、仕事を辞めて老後というものになる直前まで続くんじゃないかと思ってしまう・・・)、どこかでまた趣味の活動の地位が高くなるかも知れませんし、そうなったら逆に趣味の活動をしている暇もない状況になるかも知れません。

 先のことは分からないのですが、とにかく来年の7月終わりまで、さらに9月から1年(ただ、来年9月から12月までは多少、楽ができるかも)は、試験勉強を仕事以外の生活の中心に置きたいと思います。

 というかこれ、このサイトを開設した直後からやっておけば今の状況って変わったかも知れないんですけどね・・・。せめて10年前に2科目は揃えとくんだった・・・。

 ということで、申し訳ありませんが、以前のような勢いでWebサイトの更新は行えませんのでご了承ください。

 となると、実はGWが終わるぐらいまでの更新の内容って既に用意されているわけで。

 飯山線 内ヶ巻駅。嵯峨嵐山駅の差し替え(以上、年内の更新)
 高山本線 高山-下呂間
 京福電鉄
 近江鉄道 米原-八日市、高宮-多賀大社前、近江八幡-八日市

 以上を5月ぐらいまでかけて追加していくことになります。なお、本来は一つの区間を一気に追加するんですが、特に近江鉄道は長期になりそうなので、高山本線・京福電鉄・近江鉄道に関しては交互に追加していくことにします。

 さて。一応、試験勉強にとって大事なGWについては、とりあえずどこか行こうと企んでいるわけですが、それも含めて、12年目に取材しようかなと思っているところ。

 ・飯山線 豊野~十日町
 ・近江鉄道の残り
 ・伊賀鉄道?
 ・富山と高岡の路面電車新設電停。福井鉄道の新設駅。

 そのあたりはやろうと思っているところです。ちなみに、伊賀鉄道については、「近江鉄道の残り」を日帰りで取材することになった場合は省略されます。1泊でいく場合はちょうどいい感じで行けるので行くことになります。だから日程次第です。

 ただ、これだけじゃないわけで、結局、行く時の直前に行く場所を考えるので、やっぱりこれはその時の気分や天候次第ということになります。

 特に今年全駅をご紹介した養老鉄道なんて、かなり思いつきだったわけです。

 それと、中央本線の大月~八王子、八高線、これで繋げるという構想はずっと前からありますが、これをやると神奈川・東京・埼玉といったところが繋がってしまうので、ちょっと12年目でやるかどうかは分かりません。

 あと、日が取れれば

 ・北海道のどこか(大沼公園~白糠までのどこか)
 ・阿波池田~高知
 ・新見~伯耆大山~米子~境港

 そのあたりは行きたいなと思うところです。

 何やかんやと言って行きたいところ、撮りたい駅は多いわけで、試験勉強とうまく時期を使い分けて両立したいなと思っております。

引用終了

 さて、今年の旅が小規模なものが多かったために、伊賀鉄道以外の「最低限の目標」がどうにか達成できただけかなという感じでした。

 その時考えていなかったことで、長野電鉄、あとは未掲載の山陰本線が付け加わっているというところ。山陰本線を本格的に始めたのは、1年前の考えの中には無かったことでした。

 伊賀鉄道は「近江鉄道の残り」が日帰りだったために、行きませんでした。ただし、実は行こうと思って画策はしていましたが天気の関係などで中止。

 できれば行きたいと思っていた遠方は、全て行かず終いでした。

 ということで、最低限の目標はだいたいクリアして、できればと思っていたことはほとんどできなかった、でも新たな展開が始まった、という1年でした。

 ということで、それではこれから先1年は?ということなのですが、明日は通常の更新を行う予定なので、明後日以降、書いていきたいと思います。

 ただし、明後日は予定というよりも、このWebサイトについての今現在の思いのようなことを書こうかなと思います。従って先1年の予定はもうしばらく後になります。

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2011年12月16日 (金)

12周年記念(1):この1年間の更新の流れ

 ということで、昨日書いた通り、12月19日にこのサイト開設12周年を迎えますが、この1年間を振り替えって、先の1年間の見通しを立てる、みたいなことを毎年書いています。

 まずはその第一弾として、今年の更新を振り返ってみることにします。

●「区間全駅」での新たな追加

○11年目で取材して、12年目で追加をした区間
 飯山線 十日町-越後川口間
 高山本線 高山-下呂間
 京福電鉄 嵐山線・北野線
 近江鉄道 本線米原-八日市間、多賀線、八日市線

○12年目で取材して、追加した区間
 近江鉄道本線 八日市-貴生川間
 飯山線 豊野-戸狩野沢温泉間
 長野電鉄屋代線
 福井鉄道福武線の新設駅
 万葉線の新設電停(末広町電停)
 富山地方鉄道富山市内線の環状線

○12年目で取材して、13年目で追加予定(未更新)
 長野電鉄長野線の須坂までとその先一部
 山陰本線 豊岡-鳥取間

●その他「区間全駅」
 画質向上更新の開始
 万葉線の差し替え
 未更新として、福鉄の改称駅、北陸本線の一部の駅の撮り直し、その他「仮置き場」

●「ここはかつて駅でした」
 石川線 中鶴来・加賀一の宮駅跡

というのが、この1年間の更新のダイジェストです。

だからどうなの?という話ですが、日付が変わるまであと数分なので、明日に持ち越します。

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2011年11月14日 (月)

「○○方面を望む」

 このサイト・・・、と言っても、Webサイト本体とブログってここでは意識して「別冊」というタイトルにしているんで関連づけはしているんですが、場合によってはWebサイト本体と、ブログって独立したものと考えることもできるかも知れませんね、という余談は置いといて、とにかくこのサイト・・・・、の「区間全駅」のコーナーでご紹介する写真に「○○方面を望む」というものが機械的に出てきます。

 これは初期の頃には撮らなかったもので、よほどでない限り例えば金沢-福井・富山間や大阪環状線の各駅の写真で、当初から掲載しているものにこれが出てこないわけです。

 それと「構内の様子」という表現も適切かどうか分からないまま使っているのですが(よく考えると変だなとは思っているんですが、まあいいや)、これも初期の頃は使っていません。これが出てきたのが湖西線あたりからのような気がします。

 とにかく、その駅にある細かいものやら掲示物やら、「近くを見る視点」じゃなくて、ホーム全体やらホームから列車が進んでいく方向やら、あるいは近くの高台に登って駅全体を見下ろしてみたり、駅前を結構進んでから「駅舎遠景」みたいな感じであえて遠くに駅舎を見て写真を撮ったりと「遠くを見る視点」に変わってきたようが気がしています。

 と、またもや余談でしたが、とにかくこの「○○方面を望む」という写真の経緯をおはなししようかなと。

 ぶっちゃけ、これを撮ると2枚は稼げるんですよね・・・。掲示物とかそういうものを血眼になって探すより、機械的に両方向・構内・駅舎・駅舎を遠くから・駅舎内・駅名標・駅前。順番を滅茶苦茶に書きましたが、これで7枚ですもんね。

 お分かり頂けましたね、機械的に撮っていけば、駅舎のある駅なら7枚は撮れるんです。そこから、ホームからの景色がよかったら撮ったり、その駅独特のものを何となく見つけて撮っていると、機械的にどの駅でも9枚はご紹介する写真が撮れるんです。 

 だから最近は何の苦労もなく、9枚、どの駅でも撮れるようになりました。路面電車の電停にしても、機械的に両方向、ホーム、歩道から、駅名標、近くの交差点の様子、電車が通ったらその様子、なんて機械的に撮っていると7枚は確実に撮れて、やっぱり9枚って苦にならないんです。

 という発想から生まれた「○○方面を望む」。つまり、初期の頃は掲示物とか、飾り物を探して7枚ようやく確保していたのですが、訪れる駅が増えてくるに従ってそういう「細かい物件」ってあまり面白いとは思わなくなるんです。となると撮らなくなるんですが、機械的にこうやって撮っていくぶんには最低枚数7枚は、血眼にならずに確保できるわけです。

 というのと、路面電車の電停って、駅と違って「撮れる物件」がどうしても限られてくるんで、その中で「○○方面を望む」というのは、枚数確保のためにどうしても必要なものなんですよね。そう、この「○○方面を望む」って、実は路面電車の電停を撮るようになってから確立した「パターン」だったのでした。

 そういう、枚数確保の要請から必ず撮るようになった「○○方面を望む」。実はこれ、自分の中で重視するようになってきたのには理由があるんです。「枚数確保」というのは初期の理由であって、改めて考えるとこれって必要な「角度」なんじゃないかと。

 と言うのは、この「区間全駅」を御覧になった方からたまにですけどメールを頂くことがあります。(最近はめっきりなくなったような・・・。やっぱりネット上、Webサイトを見てメールを出すなんて流行らなくなってきているんですよね。)

 実はほとんど趣味的な視点からご意見・ご感想を頂くことがなく、どちらかというと鉄道や駅に普段は興味のない方から「昔、よくこの駅を利用したのですが、その時のことを思い出して懐かしい気分になりました。」という内容のものを頂くことがたまにあったのです。

 確かに、最近はあまり趣味的視点から駅を撮ることがなく、どちらかというと機械的に決まった角度を撮って、後はその駅独特のものを数枚混ぜる程度にしているのですが、一般の方でも御覧になるもの・御覧になる角度を重視したいなと思うわけです。

 それでこの「○○方面を望む」について。列車を待っているとしますよね。もちろん、都会のように1本見送っても数分後列車が来る、なんていうところだと電光掲示板なんかを見るかも知れませんが、列車に合わせて駅に行き、「早く列車が来ないかな」と思ってホームで見るものって、列車が来る方向なんです。

 もちろん「いや違う。持って行った本を見る」という方も多いと思いますが、自分の幼児体験を思い出しても、近くのバス停で、バスが来る方向をじーっと見ていたり、あるいは駅でも列車が来る方向を眺めていたりと。

 実はツイッターで今現在、私のアイコンで使っているのが今は亡き蛸島駅の「正院・穴水方面を望む」という角度なんです。ホームに出て列車が来ないかなと思いながらずっと眺めていたのがまさにその風景でした。

 つまり、あくまで個人的な体験での話ではあるんですが、ホームから見た列車が来る方向の景色って、今から列車に乗るんだ、という期待感とともにある程度の時間見ていた風景なのです。

 だから、もちろん違う方も多いと思いますが、この「○○方面を望む」という風景にもその駅の思い出を感じる方もいらっしゃるのではないかなと思うわけです。そういうことを考えるとその駅を語る上で必要な「角度」ではないかと改めて思うようになりました。

 ただ、その文脈で行くと、ホームの先端じゃなくて、待合室付近で撮らないとダメなんですよね。でもそれをやると「構内の様子」と風景がダブって、中途半端なものになってしまうのと、一応は駅の歩ける範囲はまんべんなく歩きたいなという意向もありまして、一般の方の視点から見るとちょっと不自然な角度になっています。

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2011年11月12日 (土)

再取材→差し替え 

 なんか、ほっておくと経理関係の文章が続きそうなので、たまに阻止しまして、Webサイトの更新関係について。

 最近、特に初期の頃に取材した駅について、あまりにも今と視点が違いすぎて、あるいは写真枚数が少ないとか、自分で見ていて恥ずかしくなってくるとかという理由で再度取材をし直しているところが多くあります。

 これの最たる例が今「新規追加」じゃなくて「差し替え」をしている万葉線です。この当時は路面電車の電停について今のように無理矢理枚数を稼ぐ技術もなく、下手をすると歩道から電停を撮るだけで終わっていたものも多くありまして、あまりにも今から見るとひどいな、ということで差し替えていたのでした。

 そういうことで、駅が建て直されたから再取材しよう、というのではなく、あまりにも今から見ると貧弱な写真だから再取材しよう、という意味なのです。

 あと、初期の頃って今ほど天気を重要視していなかったので、金沢-福井・富山間なんて恐ろしく天気が悪いです。しかも春先だったので植物も少なく、非常に寒々しいです。

 また、ほんとの初期って1ページに何駅かまとめて掲載する方式だったので(実は今もやっているタイトルにある「その1」等というのはその時の名残。)意識的に写真枚数が少ないところもあります。その際たる例が大阪環状線です。

 ということなのですが、これを今から積極的に進めていくか否か・・・。

 特に試験勉強を抱えつつ、でも旅はある程度やろうかなと思っているということは、必然的に「近場」が多くなるわけで、近場にそれほどネタがあるわけでもないので、「再取材」が多くなってくるのではないかと思っています。

 そこで・・・。

 一応、ある程度区間を決めて、そこについては積極的に再取材をすることにします。そして、掲載に関しては、通常の新規取材と同じ感覚での更新とします。だから1回の更新で2駅とか3駅とか、これは差し替えについても同じ数にさせて頂きます。つまり、新規の駅取材と同じ価値があるものとみなします。

 それで、差し替えをしようと思っている区間。

1)積極的に差し替える区間

 北陸本線 金沢~福井・富山
 ただし、一部差し替え済の駅もあります。(西金沢・牛ノ谷・森田など)
 あと、松任・野々市・富山の各駅については現状掲載済のものを重視せざるを得ないと思います。(現状と変わってしまったため)

 大阪環状線
 北陸鉄道浅野川線(ただし、沿線風景を考慮して夏限定。従って来年)

2)時間があれば再取材

 北陸本線 上記以外

 東海道本線 米原~神戸
 山陽本線 岡山~岩国
 信越本線 直江津~柏崎

 という程度かなと思います。特に今進めている画質向上更新については、再取材を先にできそうなら後回しにすることも考えています。

 ということで、この「再取材」というのが来年の一つのテーマになるかも知れません。

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